英語が苦手でも自分らしい出願エッセイを書く方法

アメリカ大学の出願エッセイでは、難しい英語を書くことより、本人の経験や考え方を明確に伝えることが重要です。

英語が苦手だからといって、不利になるとは限りません。最初から英語で完璧に書こうとせず、まず日本語で自分の経験と考えを整理し、その後で自然な英語へ直す方法が有効です。

目次

最初は日本語で考えてよい

英語で書こうとすると、知っている単語の範囲に内容まで制限されてしまうことがあります。

まず日本語で、何が起きたのか、そのとき何を感じたのか、なぜその経験が重要なのかを書き出しましょう。内容を十分に深めてから英語へ移す方が、本人らしいエッセイになります。

一つの具体的な場面を選ぶ

自分の人生全体を説明しようとすると、文章が抽象的になります。研究で予想外の結果が出た瞬間、作ったアプリを初めて誰かが使った場面、失敗後に考え方が変わった出来事など、一つの場面を中心にします。

具体的な会話、行動、迷いを書くことで、高度な語彙を使わなくても本人の人物像が伝わります。

実績より考え方を書く

Activities欄に書ける受賞歴や役職を、エッセイで繰り返す必要はありません。

「研究論文を書いた」だけでなく、仮説と異なる結果を見たときにどう考えたか、「リーダーを務めた」だけでなく、自分の意見を押し通した失敗から何を学んだかを書きます。

大学が知りたいのは、実績の大きさだけでなく、その経験を本人がどう解釈したかです。

簡潔な英語を使う

難しい単語や長い構文を使えば、優れた文章になるわけではありません。意味が明確な短い文を使い、本人が普段使わない表現は避けましょう。

避けたい考え方おすすめの考え方
難しい単語を多く使う正確で自然な単語を使う
一文を長くする一つの文で一つの内容を伝える
文学的に見せる具体的な経験を丁寧に書く

翻訳AIは補助として使う

日本語原稿をChatGPTなどで英訳することはできます。ただし、翻訳された英文をそのまま提出してはいけません。

英訳によって、感情が誇張されたり、本人が意図していない教訓が加わったりすることがあります。日本語と英語を比較し、内容が変わっていないか確認します。

最終的な文章は、本人が意味を理解し、自分の言葉として説明できる状態にしましょう。

添削者には質問してもらう

教師、カウンセラー、保護者に相談する場合、文章を全面的に書き換えてもらうのではなく、本人の考えを深める質問をしてもらいます。

  • なぜその場面を覚えているのか
  • そのとき最も迷ったことは何か
  • 経験の前後で行動はどう変わったか
  • 他の人とは異なる考え方は何か

良い添削は、文章を大人らしくすることではなく、本人の声をより明確にすることです。

音読して本人らしさを確認する

完成した英文は、必ず声に出して読みましょう。本人が普段使わない表現や、意味を説明できない文があれば修正します。

面接で同じ経験について質問されても、自然に説明できる文章であることが理想です。

安全な作成手順

  1. 日本語で経験を自由に書き出す
  2. 一つの具体的な場面を選ぶ
  3. その経験で考え方がどう変わったか整理する
  4. 簡単な英語で本人が初稿を書く
  5. 翻訳・校正ツールで不自然な部分を確認する
  6. 本人の言葉で修正する
  7. 音読して最終確認する

まとめ

英語が苦手でも、自分らしい出願エッセイを書くことはできます。重要なのは、最初から高度な英語を作ることではなく、本人にしか書けない経験と考えを見つけることです。

まず日本語で内容を深め、具体的な一場面を中心にし、簡潔な英語へ直しましょう。ChatGPTや翻訳ツールは代筆者ではなく、本人の考えを正確に英語へ移す補助として使います。

完璧な英文より、本人がすべての内容を理解し、自分の言葉として語れるエッセイの方が、アドミッションオフィサーに強く伝わります。

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