Common Appの出願書類の中でもActivityセクションは、学業以外の活動や課外活動を通じて自分の個性やリーダーシップ、情熱をアピールする重要なパートです。このセクションでは、クラブ活動、スポーツ、ボランティア、アルバイト、芸術活動など、学校外や学校内での多彩な経験を簡潔にまとめる必要があります。ここでは、具体的な記入例とともに、効果的な書き方のポイントを紹介します。
Activityセクションに記入すべき基本情報
Activityセクションでは、以下の情報を入力する必要があります:
- 活動名:参加した活動やプロジェクトの名前
- 役割やポジション:リーダー、メンバー、創設者など
- 活動期間:開始と終了の年月(継続中の場合は「Present」)
- 頻度:週や月単位で活動に費やした時間
- 詳細説明:活動内容、達成事項、影響、学んだことなど(短い文章で具体的に)
記入例:ボランティア活動
例:地域の高齢者支援センターでのボランティア活動の場合:
活動名:高齢者支援プログラム
役割:ボランティアリーダー
期間:2019年9月 – Present
頻度:週5時間
詳細説明:高齢者施設でのレクリエーション活動を企画・運営し、施設利用者の社会参加と健康促進を支援。リーダーとして10人のチームを指導し、地域行事との連携を強化。
記入例:クラブ活動(学術・技術系)
例:プログラミングクラブでの活動の場合:
活動名:プログラミングクラブ
役割:クラブ副代表
期間:2020年1月 – 2022年6月
頻度:月10時間
詳細説明:新入生向けのプログラミングワークショップを企画・実施。クラブメンバー15名と協働し、地域の企業とのコラボレーションプロジェクトを推進。プロジェクト成果として、地域向けアプリの開発に成功。
記入例:スポーツ活動
例:バスケットボールチームの場合:
活動名:学校バスケットボールチーム
役割:キャプテン
期間:2018年9月 – 2021年3月
頻度:週8時間
詳細説明:地域大会での優勝を牽引。チーム戦術の策定と練習プログラムの改善に取り組み、リーダーシップと協調性を発揮。個人として得た成果は、優秀選手賞の受賞につながる。
記入例:芸術・文化活動
例:学校演劇部での活動の場合:
活動名:学校演劇部
役割:主演俳優
期間:2019年10月 – 2021年6月
頻度:月12時間
詳細説明:年間複数本の演劇公演で主演を務め、演技技術や舞台構成の知識を深める。批評家からの高い評価を受け、チームの士気向上に貢献。
Activityセクション記入のポイント
- 具体性を持たせる:ただ「ボランティア活動」と記入するのではなく、どのようなプロジェクトや成果があったのかを具体的に記述することで説得力が増します。
- 時間配分を明示する:活動にどれだけの時間を投資したか明記することで、応募者のコミットメントや自己管理能力が伝わります。
- リーダーシップや成果を強調:自分の役割やリーダーシップの発揮、実際の成果(受賞歴、プロジェクトの成功など)を盛り込むと、審査官に強い印象を与えることができます。
- 正確な期間と頻度の記載:活動開始・終了の年月、週や月あたりの活動時間を正確に入力することで、信頼性が向上します。
まとめ
Common AppのActivityセクションは、あなたの学校外での活動を通じた成長やリーダーシップ、個性を示す絶好のチャンスです。上記の記入例を参考に、具体的で魅力的な内容を簡潔かつ正確に表現することが重要です。活動の詳細を明らかにすることで、審査官にあなたの多面的な魅力が伝わり、出願全体の印象をより強固なものにすることができるでしょう。