Common Appやその他の出願システムを利用する際、英語能力を証明するためのTOEFLやIELTSのスコア提出は欠かせないステップです。これらの公式スコアを正しく提出することで、大学側にあなたの英語能力を明確に伝えることができます。ここでは、TOEFLおよびIELTSのスコアを提出する基本的な方法と注意点について詳しく解説します。
1. スコア送信の方法の選択
TOEFLやIELTSのスコアは、通常、テスト機関から直接大学に送信される「自動送信」と、受験者がスコアレポートをダウンロードしてアップロードする「手動提出」の2通りがあります。出願先の大学がどちらの方法を推奨しているか、または指定しているかを事前に確認しましょう。
2. 自動送信の手続き
TOEFLの場合: 多くの大学では、TOEFLを受験するときにスコア送信オプションを選択できます。公式スコアレポートは、ETS(Educational Testing Service)がCommon Appまたは各大学の出願システムへ直接送信します。テスト予約時に、志望校のコードを入力することで自動送信が設定されます。送信状況はETSの公式サイトやCommon Appの出願ステータス画面で確認できるため、不備がないか定期的にチェックしてください。
IELTSの場合: IELTSも同様に、受験後に公式スコアレポートを、テストセンターまたはBritish Councilなどの関連機関が大学に直接送信する仕組みが整っています。出願書類において、大学指定のスコア送信方法や受信コードを確認し、正確に入力・手続きが完了しているかを注意深く確認しましょう。
3. 手動アップロードの方法
自動送信オプションが利用できない場合、または再提出が求められた場合、公式スコアレポートのPDFファイルを手動でアップロードする必要があります。この場合、以下の点に注意してください:
- ファイル形式とサイズ: 大学が指定するファイル形式(通常はPDF)とサイズ制限に従ってスコアレポートを用意します。
- 情報の正確性: スコアの記載内容(受験日、スコアの詳細、試験機関の情報など)が正確に表示されていることを確認してください。
- アップロード手順: 出願システムの「テストスコア提出」セクションで、指定のボタンをクリックし、ファイルを添付。アップロードが完了したら、プレビュー機能で内容を確認し、エラーがないかチェックします。
4. 注意点とトラブルシューティング
送信期限: 出願締切に間に合うよう、テストスコアの送信状況を余裕をもって確認しましょう。特に自動送信の場合、テスト後の反映に数週間かかることがあります。
情報の不一致: 入力内容と公式スコアレポートの情報が一致しているかを慎重に確認してください。不一致があると、出願審査での評価に影響する可能性があります。
サポートへの問い合わせ: システム上の問題や疑問が発生した場合、Common Appのサポートチームや各テスト機関、または出願先の大学の担当窓口に早めに問い合わせ、問題解決を図ることが大切です。
まとめ
TOEFLやIELTSのスコア提出は、あなたの英語力を示す重要な資料です。自動送信と手動アップロードのどちらの方法で提出するにしても、正確な情報の入力、ファイル形式の確認、そして早めの対応が求められます。これらのポイントをしっかりと押さえることで、Common Appを通じた出願プロセスがスムーズに進み、志望大学へのアピール力が向上します。UsUniNavでは、最新の出願情報とともに、テストスコア提出に関する実践的なアドバイスも提供していますので、ぜひ参考にしてください。