アメリカ大学の出願では、SAT・ACTを提出しなくてもよい「Test Optional」が一時期広く採用されていました。しかし、2026年現在、Stanford大学、MIT、Harvard大学、Yale大学、Dartmouth大学など、多くのトップ大学がSATまたはACTの提出を再び求めています。
これから出願する学生は、「トップ大学はすべてTest Optional」という古い情報に注意し、志望大学ごとの最新方針を確認する必要があります。
SAT・ACT提出方針の4つの種類
- Test Required:SATまたはACTの提出が必須
- Test Optional:提出するかどうかを学生が選べる
- Test Flexible:SAT・ACT以外のAP、IB、A-Levelなどで代替できる場合がある
- Test Blind/Test Free:提出しても入学審査では使用されない
「提出不要」と「提出しても評価されない」は、まったく異なります。大学ごとの分類を正しく理解することが大切です。
2026年時点の主なトップ大学の方針
| 大学 | 提出方針 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| Stanford University | Test Required | 新入生・編入生ともにSATまたはACTが必須 |
| MIT | Test Required | SATまたはACTが必須。ACTのScienceとWritingは不要 |
| Harvard University | Test Required | 原則SATまたはACT。受験できない例外的な場合はAP・IBなどで代替可能 |
| Yale University | Test Required | 2026年にSATまたはACTの必須提出へ移行 |
| Dartmouth College | Test Required/Flexible | 海外の高校に通う学生はAP、IB、A-Levelなどで条件を満たせる場合がある |
| Princeton University | Test Optional | 2027年秋入学までは任意。2028年秋入学から必須に戻る予定 |
| UC Berkeley・UCLAなどUC系 | Test Free | SAT・ACTは合否判定や奨学金選考に使用されない |
日本から出願する学生が注意すべきこと
StanfordやMITを目指す場合、SAT・ACT対策は出願直前ではなく、G10からG11にかけて進める必要があります。特にトップ大学では、提出が必須であるだけでなく、他の応募者も高いスコアを持っているため、「受験した」というだけでは十分ではありません。
一方、UC系大学ではSAT・ACTが審査に使われないため、学校の成績、履修科目、課外活動、Personal Insight Questionsなどに力を配分する方が重要です。
PrincetonのようなTest Optional校でも、高いスコアを提出できる場合は、学力を示す追加材料になります。ただし、低いスコアを無理に提出する必要はありません。志望大学の合格者スコア、学校環境、履修科目を含めて総合的に判断しましょう。
まとめ
2026年現在、アメリカトップ大学ではSAT・ACTを再び必須とする流れが明確になっています。Stanford、MIT、Harvard、Yaleなどを志望する学生にとって、SAT・ACTは避けて通れない準備項目です。
ただし、すべての大学が同じ方針ではありません。大学名だけで判断せず、入学年度と出願区分を確認し、各大学の公式Admissionsページで最新情報を確認してください。