2027年秋入学を目指す学生が利用する2026–2027年度Common Appは、2026年8月1日に新しい出願年度へ切り替わります。現時点で公式に発表されている大きなポイントは、Personal Essayの設問が前年度から変更されないことです。一方、大学別の追加質問や提出条件は更新される可能性があるため、前年の情報をそのまま使わないよう注意しましょう。
Personal Essayの7つの設問は変更なし
2026–2027年度のCommon App Personal Essayでは、前年度と同じ7つの設問が使用されます。背景・アイデンティティ、困難から学んだ経験、考え方への疑問、感謝、成長、知的好奇心、自由テーマから1つを選び、最大650語で書きます。
設問が変わらないため、G11の春からテーマを考え、夏休み前に下書きを始めることができます。ただし、設問に合わせて立派な物語を作るのではなく、自分の考え方や成長が伝わる実体験を選ぶことが重要です。
Additional Informationは最大300語
Additional Information欄は、成績低下、転校、家庭事情、学校で履修できる科目の制限など、申請書だけでは伝わらない事情を補足する場所です。現在のFirst-Year Applicationでは最大300語となっています。
ここを「第二のエッセイ」として利用し、Activityや自己PRを長く追加するのは避けましょう。審査担当者が出願内容を正しく理解するために必要な情報だけを、簡潔かつ客観的に説明します。
Responsibilities and Circumstances欄にも注意
Common Appには、家族の世話、家事、仕事、通学上の問題、住居や経済面の事情など、学習や課外活動に影響した責任・環境を伝える項目があります。
学校外で家族を支えていた経験も、学生の時間の使い方や生活背景を理解する重要な情報です。該当する場合は遠慮して空欄にせず、事実を整理して記入しましょう。
8月1日のAccount Rolloverとは
Common Appのアカウントは年度を越えて引き継ぐことができます。そのため、8月1日以前にアカウントを作り、基本的なプロフィールや活動情報の準備を始めることも可能です。
ただし、すべての項目がそのまま残るわけではありません。大学の追加質問、大学別エッセイ、推薦者情報、提出期限などは更新またはリセットされる場合があります。8月1日の切り替え後に、全項目を必ず再確認してください。
大学別Supplementは8月以降に確認する
Common App共通部分が変わらなくても、各大学が設定するSupplemental Essay、短答質問、推薦状、テストスコア、ポートフォリオなどの条件は年度ごとに変わることがあります。
前年度の設問を参考に準備することはできますが、正式なエッセイを書き切るのは2026–2027年度版の公開後が安全です。また、Common App上の表示だけでなく、各大学の公式Admissionsページも確認しましょう。
入力時の注意事項
- 氏名はパスポートや学校書類と同じ表記にする
- Activityは重要度の高い順に並べる
- 活動時間や参加週数を誇張しない
- SAT・ACTの自己申告方針を大学ごとに確認する
- 推薦状や成績証明書は学校側の提出状況も確認する
- 提出後のPDF Previewで文字化けや空欄を確認する
Common Appから送信しただけで、すべての書類が揃ったとは限りません。提出後は各大学のApplicant Portalに入り、成績証明書、推薦状、テストスコアなどの受領状況を確認する必要があります。
まとめ
2026–2027年度Common Appでは、Personal Essayの7つの設問は変更されません。そのため、早い時期から準備を始められます。一方で、大学別の追加設問や提出条件は8月1日以降に更新される可能性があります。
過去の画面や前年の情報だけで判断せず、新年度への切り替え後に、志望大学ごとの設問、締切、推薦状、テスト方針を再確認することが重要です。
公式情報
- Common App|2026–2027年度Essay Prompts
- Common App|Essay Prompts一覧
- Common App|Account Rollover
- Common App|First-Year Application Guide
※本記事は2026年6月時点で公表されているCommon App公式情報に基づいています。追加の変更が発表される可能性があるため、2026年8月1日の新年度版公開後に最新内容をご確認ください。