G12は、これまで積み上げてきたGPA、AP、SAT・ACT、Activity、研究などを、実際の出願書類へまとめる学年です。Common Appは2026年8月1日に2026–2027年度版が開始されますが、その日から準備を始めるのでは遅すぎます。
UsUniNavでは、G11の夏までに出願の土台を整え、G12では月ごとに作業を分けて完成させることを推奨しています。
6月:出願材料をすべて整理する
G11終了時点の成績、APスコア、SAT・ACT、受賞歴、Activityを一覧にします。志望大学は、Reach・Match・Likelyに分け、専攻、学費、Financial Aid、テスト方針も確認しましょう。
- 成績と履修科目の確認
- Activity・Honorsの一覧作成
- 推薦状を依頼する先生の決定
- 志望大学リストの作成
7月:Personal Essayの初稿を書く
Common AppのPersonal Essayは最大650語です。2026–2027年度の設問は前年度から変更されていないため、8月1日を待たずに準備できます。
立派な実績を並べるのではなく、本人の価値観、考え方、成長が伝わる経験を選びます。7月中に初稿を作り、複数回の推敲ができる状態にしましょう。
8月:Common Appを本格的に入力する
2026–2027年度Common Appは8月1日に開始されます。以前からアカウントを作成している場合、基本情報やPersonal Essayなど一部の回答は新年度へ引き継がれます。
- Profile・Family・Education欄の入力
- Activities欄の最大10件を重要度順に整理
- Honors欄の入力
- 志望大学をMy Collegesへ追加
- 大学別Supplemental Essayの確認
大学別の質問や推薦者情報は更新・リセットされる場合があるため、8月1日以降に必ず再確認します。
9月:推薦状と学校書類を確認する
新学期が始まったら、先生へ推薦状を正式に依頼します。スクールカウンセラーとも面談し、Transcript、School Report、推薦状の提出方法と学校内締切を確認しましょう。
推薦者には、履歴書、Activity一覧、志望分野、授業で印象に残った経験などをまとめた資料を渡すと、具体的な推薦状を書いてもらいやすくなります。
10月:Early出願を完成させる
Early Decision、Early Action、Restrictive Early Actionを利用する学生は、10月中にすべての書類を完成させます。多くの早期出願は11月1日前後が締切です。
- Personal Essayの最終確認
- 大学別Supplemental Essayの完成
- SAT・ACTの提出方法の確認
- 推薦状とTranscriptの送信状況の確認
- Financial Aid申請書類の準備
締切当日の送信は避け、少なくとも数日前には提出しましょう。
11月:Early出願とUC出願
11月初旬にはEarly出願を提出します。提出後は大学から届くApplicant Portalへログインし、不足書類がないか確認してください。
UC Berkeley、UCLAなどのUC系大学はCommon Appを使用しません。UC独自の出願システムで、Personal Insight QuestionsやActivityを別に入力する必要があります。Common AppとUC出願を混同せず、別々に進行を管理しましょう。
12月:Regular Decisionを仕上げる
12月中旬にはEarlyの結果が発表され始めますが、結果を待ってからRegular Decisionの準備を始めてはいけません。
合格、不合格、Deferredのいずれの場合にも対応できるよう、12月前半までにRegular出願校のSupplemental Essayを完成させます。冬休みは最終確認の期間と考えましょう。
1月:Regular Decisionを提出する
多くの大学では、Regular Decisionの締切が1月1日から1月上旬に設定されています。大学によって締切日や時刻が異なるため、一覧表を作成して管理してください。
送信前にはCommon AppのPDF Previewを開き、氏名、学校名、Activity、Essay、空欄、文字化けを確認します。保護者や学校が提出する書類についても、受領状況をApplicant Portalで確認しましょう。
月別チェックリスト
| 月 | 完成させる内容 |
|---|---|
| 6月 | 成績・Activity・大学候補の整理 |
| 7月 | Personal Essayの初稿 |
| 8月 | Common App共通部分の入力 |
| 9月 | 推薦状・Transcriptの依頼 |
| 10月 | Early出願書類の完成 |
| 11月 | Early・UC出願の提出 |
| 12月 | Regular出願書類の完成 |
| 1月 | Regular Decisionの提出 |
G12でも学校成績を落とさない
出願作業が忙しくても、G12の成績を軽視してはいけません。大学はMidyear ReportやFinal Reportを確認し、合格後に成績が大きく低下した場合には説明を求めることがあります。
UsUniNavのロードマップでは、G12で全APのScore 5とSAT Math 780点の達成を目指しますが、学校のGPAを中心に置き、出願準備とのバランスを取ることが重要です。
まとめ
G12のCommon App準備は、8月から一気に始めるものではありません。6月に材料を整理し、7月にEssayを書き、8月から入力、9月に推薦状、10月にEarly、12月にRegularを完成させる流れが理想です。
提出期限に間に合わせることだけを目標にせず、本人の学力、Activity、成長が一貫して伝わる出願書類を作りましょう。大学ごとの締切や提出条件は異なるため、必ず各大学の公式Admissionsページで最新情報を確認してください。
公式情報
- Common App|2026–2027年度Essay Prompts
- Common App|First-Year Application Guide
- Common App|Account Rollover
※本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。大学別の出願締切、推薦状、テストスコア、Financial Aidの条件は必ず公式サイトでご確認ください。