ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンス完全ガイド

ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンス(Laurus International School of Science)は、サイエンスとテクノロジー教育を中心に設計された、日本でも非常に珍しいSTEM特化型インターナショナルスクールです。

UsUniNavでは、ローラスを単なるインターナショナルスクールとしてではなく、 Cambridge A Level、Further Mathematics、Computer Science、Robotics、Science Fairを活用し、世界トップ理系大学を目指すためのSTEM特化型スクール として整理します。

この記事は、学校を点数化・ランキング化するものではありません。 ご提供いただいたローラス詳細調査報告書をもとに、保護者と生徒が進路戦略を考えるための調査記事として作成しています。


目次

ローラスとは

ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンスは、港区芝エリアにメインキャンパスを構える、幼稚部から高等部までの一貫型インターナショナルスクールです。

最大の特徴は、学校名に「Science」を掲げている通り、創立当初からサイエンス、テクノロジー、コンピュータサイエンス、アントレプレナーシップを教育の中心に置いている点です。

高等部では英国式のCambridge International Curriculumを採用し、A Levelを軸にした大学進学準備を行います。

Future STEM Leadersの視点では、ローラスは 日本国内でA Level Mathematics、Further Mathematics、Physics、Computer Scienceを中心に、理系に極限まで特化できる学校 として注目されます。


ローラスを調査するときの基本視点

UsUniNavでは、ローラスを次の観点から整理します。

  • 日本でも珍しいサイエンス特化型インターナショナルスクールであること
  • Cambridge Assessment International Educationの認定校であること
  • 高等部でCambridge A Levelを採用していること
  • IB校・AP校ではなくA Level校として見る必要があること
  • A Level Mathematics
  • A Level Further Mathematics
  • A Level Physics
  • A Level Chemistry / Biology
  • A Level Computer Science
  • Robotics / VEX / Engineering Project
  • Laurus Science Fair
  • STEM独立研究
  • 英国・米国・カナダ・日本英語学位への進学戦略

超重要:ローラスはSTEM特化型A Level校として見る

ローラスを考えるうえで最も重要なのは、 IB型のバランス教育校でも、AP型の科目選択校でもなく、A Levelを使って理数系に深く特化する学校 であるという点です。

IBでは、言語、社会、理科、数学、芸術などを幅広く履修する必要があります。 一方、A Levelでは、大学で学びたい分野に直結する少数の科目へ集中的に時間を使うことができます。

ローラスの場合、このA Levelの特性を活かし、 Mathematics、Further Mathematics、Physics、Computer Scienceなどの理系科目に大きくリソースを集中できます。

Future STEM Leadersの視点では、これは非常に大きな意味を持ちます。 数学、物理、コンピュータサイエンスに強い生徒が、自分の得意分野を徹底的に伸ばせるからです。


ローラスはIB校・AP校ではない

ローラスは、APプログラムを中心とする学校ではありません。

また、IB Diploma Programmeを中心とする学校でもありません。

そのため、AP Calculus BC、AP Computer Science A、IB Math AA HL、IB Physics HLという見方ではなく、 A Level Mathematics、Further Mathematics、Physics、Computer Science を中心に進学戦略を考える必要があります。

特に英国大学、Imperial College London、University of Cambridge、UCLなどを目指す場合、A Levelの科目選択と成績は極めて重要です。


Year 10〜11:(i)GCSE課程

Year 10〜11では、英国式の(i)GCSE課程を通じて、高等部A Levelへ進むための基礎を作ります。

Future STEM Leadersの視点では、この段階で特に重要なのは、Math、Physics、Chemistry、Computer Scienceを専門科目としてしっかり学ぶことです。

この時期に、代数、関数、三角関数、微積分の初歩、実験レポート、プログラミング、アルゴリズム、データ分析の基礎を固めます。

Year 12〜13でFurther MathematicsやA Level Computer Scienceへ進むには、Year 10〜11の段階でかなり高い数学力と論理力が必要になります。


Year 12〜13:A Level課程

Year 12〜13では、Cambridge A Levelを中心に、大学進学に直結する高度な科目を履修します。

Future STEM Leadersの視点では、特に次の科目が重要になります。

  • A Level Mathematics
  • A Level Further Mathematics
  • A Level Physics
  • A Level Chemistry
  • A Level Biology
  • A Level Computer Science

工学、Computer Science、AI、Data Science、Physics、Mathematicsを目指す場合、MathematicsとFurther Mathematicsは進学戦略の中心になります。

Imperial、Cambridge、UCL、Oxford、University of Toronto、UC Berkeley、Carnegie Mellonなどを目指す場合、A Levelの科目選択と予測成績が非常に大きな意味を持ちます。


A Level Mathematics

ローラスで理系トップ大学を目指す場合、最重要科目の一つが A Level Mathematics です。

A Level Mathematicsでは、代数、関数、微分積分、力学、統計などを学びます。

Engineering、Computer Science、Physics、Mathematics、Data Scienceを目指す場合、A Level Mathematicsはほぼ必須の基礎科目です。

ローラスのようなA Level校では、AP Calculus BCやIB Math AA HLではなく、A Level Mathematicsが理系数学の主軸になります。


A Level Further Mathematics

ローラスのSTEM教育を見るうえで、最も重要な科目が A Level Further Mathematics です。

Further Mathematicsでは、行列、複素数、微分方程式、線形代数、より高度な微積分、力学、統計など、大学教養レベルに近い数学を扱います。

Imperial、Cambridge、Oxford、UCL、MIT、Carnegie Mellon、UC Berkeleyなどの理系最難関を目指す場合、Further Mathematicsは非常に強い学力証明になります。

特に、Computer Science、Engineering、Mathematics、Physics志望者にとって、Further Mathematicsは単なる追加科目ではなく、トップ大学へ挑むための重要な武器です。


A Level Physics・Chemistry・Biology

ローラスでは、Scienceを学校の中心に置いているため、Physics、Chemistry、Biologyの学習環境が非常に重要です。

Engineering、Physics、Robotics、AI、Computer Science志望者にはPhysicsが重要になります。

Chemical Engineering、Material Science、Biochemistry、Medicine関連分野を視野に入れる場合にはChemistryが重要です。

Biology、Biomedical Science、Biotechnology、Environmental Scienceを目指す場合にはBiologyが重要になります。

ローラスでは、実験、データ収集、誤差分析、Lab Report、Science Fairを通じて、大学レベルの研究に近い経験を積むことができます。


A Level Computer Science

ローラスの最大の特徴の一つが、 A Level Computer Science を軸にした本格的なCS教育です。

A Level Computer Scienceでは、プログラミングだけでなく、アルゴリズム、データ構造、システムアーキテクチャ、データベース、計算理論、サイバーセキュリティなどを扱います。

ローラスでは、初等部・中等部の段階からAI、データサイエンス、アルゴリズム、プログラミングに触れる設計があり、高等部でComputer Scienceを本格的に深める流れを作ることができます。

Stanford、MIT、UC Berkeley、Carnegie Mellon、Georgia Tech、University of TorontoなどのComputer Science系を目指す場合、A Level Computer Scienceに加えて、個人開発、AI Project、Robotics、Research Portfolioを組み合わせることが重要です。


Robotics・Engineering Project

ローラスでは、Roboticsが学校全体の重要な活動として位置づけられています。

VEX Roboticsなどの競技会、3Dプリンター、レーザーカッター、CADモデリング、C++ / Pythonによる制御コードなどを通じて、実践的なEngineering Projectに取り組むことができます。

Roboticsは、数学、物理、Computer Science、Engineering Designを統合する非常に重要なActivityです。

大学出願につなげるには、単なる大会参加ではなく、設計プロセス、改善記録、役割、成果物、発表内容をPortfolioとして整理することが重要です。


Research:Laurus Science Fair

ローラスの最大の特徴の一つが、 Laurus Science Fair です。

Science Fairでは、生徒が自ら研究テーマを設定し、実験、データ収集、分析、学術ポスター、論文、プレゼンテーションへと発展させます。

STEM分野では、次のようなテーマが考えられます。

  • AIの最適化
  • バイオテクノロジーを用いた環境浄化
  • 数理物理モデルの構築
  • Robotics制御
  • エネルギー問題
  • 環境データ分析
  • Machine Learning Project

UsUniNavでは、Science Fairを単なる学校イベントではなく、 Activities、Portfolio、Essay、Applicationへ接続するResearch Activity として活用することを重視します。


University Counseling

ローラスでは、Cambridge A Levelに基づく大学進学戦略が重要になります。

英国大学を目指す場合は、UCAS、Predicted Grades、Personal Statement、場合によっては入試・面接対策が必要です。

米国大学を目指す場合は、A Levelの成績に加えて、SAT、Activities、Essays、Recommendation Letters、Research Portfolioが重要になります。

カナダ大学や日本国内英語学位プログラムを目指す場合も、A Level Mathematics、Further Mathematics、Physics、Computer Scienceの組み合わせは大きな強みになります。

Future STEM Leadersの視点では、ローラスのUniversity Counselingでは、A Level科目選択、Science Fair、Robotics、Computer Science Projectを、大学出願ストーリーとして一体化することが重要になります。


大学進学実績を見るときの注意点

ローラスは高等部が新しく発展している段階であり、歴史ある学校のように長年の累積大学進学実績が大量に蓄積されているわけではありません。

そのため、現時点では、単純な合格者数だけで判断するのではなく、 A Levelの科目構成、STEM教育環境、Science Fair、Robotics、Computer Science Projectがどれだけ大学出願に接続されているか を見る必要があります。

Future STEM Leadersでは、単なるCollege Acceptancesだけでなく、実際にどの大学へ進学したか、つまりCollege Matriculationを重視します。

ローラスについても、今後、卒業生の進学先、専攻、Matriculationデータを継続的に確認していく必要があります。


ローラス進学実績として確認すべき大学

ローラスの進学実績を分析する際には、以下のような世界トップSTEM大学を確認していく必要があります。

英国

  • Imperial College London
  • University of Cambridge
  • University of Oxford
  • University College London

米国・カナダ

  • University of California, Berkeley
  • Carnegie Mellon University
  • Georgia Institute of Technology
  • University of Toronto
  • Purdue University

日本国内英語学位プログラム

  • 慶應義塾大学 GIGA / SFC
  • 早稲田大学 英語学位プログラム
  • 東京大学 PEAK

ローラス進学実績 調査表

以下は、ローラスの進学実績を整理・更新していくための調査表です。 今後、合格者数だけでなく、実際の進学者数と専攻分野を確認することが重要です。

大学名合格者数進学者数STEM関連度確認ポイント
Imperial College London要確認要確認Engineering / Computing / ScienceA Level科目とPredicted Gradesを確認
University of Cambridge要確認要確認Engineering / Natural Sciences / CSFurther Mathematicsと面接対策を確認
University of Oxford要確認要確認Mathematics / Physics / Engineering / CS専攻・入試対策を確認
UC Berkeley要確認要確認EECS / Data Science / EngineeringActivitiesとResearch Portfolioを確認
Carnegie Mellon University要確認要確認Computer Science / AI / RoboticsCS ProjectとPortfolioを確認
University of Toronto要確認要確認Computer Science / AI / Engineering専攻・進学年度を確認
Purdue University要確認要確認Engineering / CSEngineering志望者の進学状況を確認
慶應義塾大学 GIGA / SFC要確認要確認Technology / Data / Policy / CS英語学位・総合型との接続を確認
早稲田大学 英語学位プログラム要確認要確認Science / Engineering学部・プログラムを確認

ローラス生に必要な学校外の補強

ローラスは、STEM、A Level、Computer Science、Robotics、Science Fairに強い学校です。

ただし、世界トップ理系大学を目指す場合、学校内の環境を活かしつつ、次のような補強が重要になります。

  • SAT Math 780〜800への対策
  • A Level Further Mathematicsの先取り・補強
  • Python・Java・C++による実装力強化
  • Data Structures and Algorithms
  • AI・Machine Learning Project
  • Robotics ProjectのPortfolio化
  • Science FairのResearch化
  • 英国大学向けPersonal Statement
  • 米国大学向けCommon App Essay / Supplemental Essays
  • Oxbridge / Imperial / CMU / Toronto向け専攻別出願戦略

UsUniNav推奨ロードマップ

ローラス生が世界トップ理系大学を目指す場合、 UsUniNavでは次のようなA Level・STEM特化型ロードマップを基本に考えます。

Year学習・活動の重点
Year 7〜9数学・Science・Codingの基礎、Robotics導入、Science Fair準備、Python導入
Year 10〜11(i)GCSE、Math / Physics / Chemistry / Computer Science、実験レポート、Programming Project
Year 12A Level Mathematics、Further Mathematics、Physics、Computer Science、Research Project、SAT Math
Year 13A Level Final、Science Portfolio、Robotics / AI Project、Personal Statement、大学別出願戦略

ローラスから世界トップ理系大学を目指す場合

ローラスからImperial、Cambridge、Oxford、UC Berkeley、Carnegie Mellon、University of Toronto、Georgia Techなどを目指す場合、重要なのは、A Levelの尖った科目選択とSTEMポートフォリオを一体化することです。

特に、次のような戦略が重要になります。

  • A Level Mathematicsで理系基礎力を示す
  • Further Mathematicsでトップ理系大学への適性を示す
  • PhysicsやComputer Scienceで専攻への直結性を作る
  • Science FairをResearch Portfolioとして完成させる
  • RoboticsやAI ProjectをPortfolio化する
  • 英国大学と米国大学で異なる出願戦略を立てる
  • College AcceptancesだけでなくMatriculationまで確認する

ローラスに向いている生徒

  • 数学・物理・Computer Scienceに強い関心がある生徒
  • 文理バランス型よりもSTEM特化型の環境を求める生徒
  • A Level Mathematics / Further Mathematicsに挑戦したい生徒
  • Robotics、AI、Science Fairに本格的に取り組みたい生徒
  • Imperial、Cambridge、UC Berkeley、CMU、University of Torontoなどを目指したい生徒
  • 英語を目的ではなく、STEMを学ぶ道具として使いたい生徒
  • 周囲に理系志向の強い仲間がいる環境で学びたい生徒

ローラスで注意すべき点

  • IB校ではないため、IB Math AA HLやIB Physics HLを履修する学校ではない
  • AP校ではないため、AP Calculus BCやAP Computer Science Aを校内で履修する学校ではない
  • A Level型のため、科目選択が大学専攻に直結しやすい
  • 理系特化型であるため、幅広いリベラルアーツ型を求める家庭には合わない可能性がある
  • 高等部は発展段階にあり、長期の累積大学進学実績は今後確認が必要
  • トップ大学を目指す場合、A Level成績だけでなくResearch / Activities / Essaysも重要
  • 米国大学を目指す場合は、SATや活動実績の補強が必要になる場合がある

結論:ローラスは日本有数のA Level・STEM特化型スクール

ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンスは、世界トップ理系大学を目指す生徒にとって、非常に明確な個性を持つ学校です。

その魅力は、一般的なインターナショナルスクールとしての英語教育ではなく、 Cambridge A Level、Further Mathematics、Computer Science、Robotics、Science Fair、STEM独立研究 にあります。

UsUniNavの視点では、ローラスの最大の価値は、 数学・物理・Computer Scienceに強い生徒が、理系科目へ集中的に時間とエネルギーを注げる点 にあります。

ローラスという環境を最大限に活かすには、Year 10〜11の(i)GCSE段階から、A Level科目選択、Further Mathematics、Computer Science、Robotics、Science Fair、SAT、Essay、大学別出願戦略までを一体として設計することが不可欠です。

ローラスは、完成された伝統校というより、 日本国内でSTEM特化型A Levelロードマップを構築できる、極めて注目度の高い理系特化型スクール として考えると、その価値が明確になります。


今後確認・更新すべき情報

  • 最新のLaurus School Profile
  • 最新のSenior School Curriculum Guide
  • A Level Mathematicsの開講状況
  • A Level Further Mathematicsの開講状況
  • A Level Physics / Chemistry / Biologyの開講状況
  • A Level Computer Scienceの開講状況
  • Science Fairの実例
  • Robotics / VEX / Engineering Projectの実績
  • University Counselingの実績
  • College Acceptances
  • College Matriculation
  • 卒業生の専攻分野
  • 英国・米国・カナダ・日本英語学位への進学状況

参考情報


次に読むページ

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次