ニューインターナショナルスクール完全ガイド

ニューインターナショナルスクール(New International School of Japan / NewIs)は、東京都豊島区南池袋に位置する、日英バイリンガル・マルチエイジ教育を特徴とするインターナショナルスクールです。

UsUniNavでは、NewIsを一般的なAP校・IB校・A Level校としてではなく、 マルチエイジ、日英バイリンガル、プロジェクト型学習、ポートフォリオ評価を通じて、独自のSTEM探究力を育てる学校 として整理します。

この記事は、学校を点数化・ランキング化するものではありません。 ご提供いただいたNewIs詳細調査報告書をもとに、保護者と生徒が進路戦略を考えるための調査記事として作成しています。


目次

NewIsとは

ニューインターナショナルスクールは、3歳から高等部相当までを対象とする小規模インターナショナルスクールです。

最大の特徴は、一般的な単一学年制ではなく、複数年齢の生徒が同じ環境で学ぶ マルチエイジ教育 を採用している点です。

また、英語だけでなく日本語も重視する日英バイリンガル教育を行っており、英語で科学を語る力と、日本語で技術や社会課題を説明する力の両方を育てます。

NewIsは、IBやAPのような固定された一斉試験型カリキュラムではなく、生徒一人ひとりの探究、成果物、ポートフォリオ、個別の学習進度を重視する学校です。


NewIsを調査するときの基本視点

UsUniNavでは、NewIsを次の観点から整理します。

  • マルチエイジ教育であること
  • 日英バイリンガル教育であること
  • CIS / NEASC認証校であること
  • IB校・AP校ではないこと
  • 一斉試験型ではなく、ポートフォリオ評価を重視すること
  • Project-Based Learning
  • 個別進度に応じた数学学習
  • Integrated Inquiry型のScience
  • Computer Scienceを表現・制作の道具として扱うこと
  • Robotics・Design Project
  • Senior Research Project / Capstone Project
  • 少人数制による個別カウンセリング
  • 海外大学・国内英語学位プログラムへの進学

超重要:NewIsはスコア競争型の進学校ではない

NewIsを考えるうえで最も重要なのは、 IBスコア、APスコア、SAT平均点を前面に出して競うタイプの進学校ではない という点です。

NewIsは、KISTのようなIBDP高得点型スクールでも、ASIJのようなAP中心校でも、BSTのようなA Level校でもありません。

そのため、NewIsを「APが何科目あるか」「IB平均点が何点か」という軸だけで見ると、学校の本質を見誤ります。

NewIsの価値は、 自分で問いを立て、研究し、制作し、英語と日本語で発信する力を、少人数・マルチエイジ環境で育てられる点 にあります。


NewIsは日英バイリンガル・マルチエイジ型スクールである

NewIsでは、年齢の異なる生徒が同じ学習環境で学びます。

これにより、年齢によって学習内容を固定するのではなく、生徒ごとの理解度、興味、成熟度に応じて学習を進めることができます。

数学やComputer Scienceに強い生徒は、年齢に縛られず、より上位の内容へ進むことができます。

一方で、英語・日本語・社会性・表現力を丁寧に育てる必要がある生徒には、個別の進度に合わせた支援が行われます。

Future STEM Leadersの視点では、NewIsは 画一的な上位コースに乗る学校ではなく、個人の探究テーマと成果物を伸ばす学校 として見る必要があります。


Early Childhood〜Primary:探究とバイリンガル基礎

NewIsでは、Early ChildhoodからPrimary段階にかけて、英語と日本語の両方を使いながら、探究心、表現力、数的感覚、科学への興味を育てます。

この段階では、単に英語を学ぶのではなく、英語と日本語を使って考え、説明し、発表する力を養います。

STEM志望者にとっては、早い段階から「なぜそうなるのか」「どうやって調べるのか」「どう説明するのか」を自然に身につけることが重要です。


Middle Years:数学・科学・テクノロジーの探究

Middle Yearsでは、数学、科学、テクノロジー、デザイン、社会課題を横断的に学びます。

NewIsの学習は、教科書の単元を順番に消化するだけではなく、生徒の問いやプロジェクトから出発します。

たとえば、環境問題、エネルギー、都市、デジタル表現、アート、社会課題などをテーマに、数学、科学、Computer Scienceを組み合わせて学ぶことができます。

Future STEM Leadersの視点では、この時期に 自分の興味あるSTEMテーマを持ち、実際に調べ、作り、発表する経験 を積むことが重要です。


Senior Years:卒業資格と独立研究

NewIsの高等部相当では、CIS / NEASC認証を背景としたハイスクール・ディプロマを取得できます。

NewIsの卒業資格は、海外大学や国内英語学位プログラムへの出願資格として扱われます。

Senior Yearsで特に重要なのは、独立研究やCapstone Projectです。

生徒は、自分の興味に基づいてテーマを設定し、研究、制作、論文執筆、プレゼンテーションを行います。

STEM志望者の場合、AI、アプリ開発、環境データ分析、ロボティクス、数理モデル、科学実験、社会課題解決型テクノロジーなどをテーマにすることで、大学出願における強いポートフォリオを作ることができます。


Math:個別進度で進める数学

NewIsで理系トップ大学を目指す土台を作る場合、重要になるのが 個別進度に応じた数学学習 です。

NewIsでは、一斉授業で全員が同じ単元を同じ速度で進むのではなく、生徒一人ひとりの理解度や興味に応じて学習を進めることができます。

数学が得意な生徒であれば、Algebra、Geometry、Precalculus、Calculusの概念へ早期に進むことも可能です。

Future STEM Leadersの視点では、ここで重要なのは、単なる先取りではありません。

数式を暗記するのではなく、 なぜその数理モデルが成り立つのか、現実世界の問題をどう表現できるのか を理解することが大切です。


Science:Integrated Inquiry型の科学

NewIsのScienceは、物理、化学、生物、環境科学を完全に分断するのではなく、テーマに応じて横断的に学ぶIntegrated Inquiry型です。

たとえば、エネルギー、気候、環境、生命、都市、テクノロジーといったテーマを通じて、複数の科学分野をつなげて理解します。

STEM志望者にとって重要なのは、実験の設計、データの収集、定量的分析、Lab Reportの作成です。

NewIsでは、英語と日本語の両方で科学を説明する経験を積める点が特徴です。


Computer Science:表現と制作のためのテクノロジー

NewIsでは、Computer Scienceは単なるプログラミング言語の習得ではありません。

Computer Scienceは、 自分のアイディアを形にし、社会に発信するための道具 として位置づけられています。

生徒は、コーディング、ロジック思考、アルゴリズム、デジタル表現、データ可視化などを、プロジェクトの中で自然に学びます。

たとえば、プログラムを使ってアート作品を作る、環境データを可視化する、アプリケーションを開発する、ロボットを制御する、といった形でComputer Scienceを活用できます。

Stanford、MIT、UC Berkeley、Carnegie Mellon、University of TorontoなどのComputer Science系を目指す場合、NewIsの自由度を活かして、学校内外で高度な個人開発や研究へ発展させることが重要です。


Robotics・Design Project

NewIsでは、科学・デザイン・コ・カリキュラムの中でRobotics活動に取り組むことができます。

ロボットのハードウェア設計、センサー、自律制御、条件分岐、チームでの開発などを通じて、数学、物理、Computer Science、Engineering Designを統合的に学びます。

マルチエイジ環境では、年齢の異なる生徒が協力してプロジェクトを進めるため、技術力だけでなく、リーダーシップ、説明力、協働力も鍛えられます。

Roboticsを大学出願につなげるには、単なる活動参加ではなく、成果物、記録、発表、改善プロセスをポートフォリオ化することが重要です。


Research:Senior Research Project / Capstone Project

NewIsの核心となるのが、Senior期の独立研究・卒業プロジェクトです。

生徒は、自分の興味や問題意識に基づいてテーマを設定し、数ヶ月から1年をかけて研究や制作を進めます。

STEM分野では、次のようなテーマが考えられます。

  • AIの倫理
  • 高度なプログラミングを用いたアプリケーション開発
  • 環境問題の数理シミュレーション
  • ロボティクス制御
  • 教育テクノロジー
  • データ可視化
  • 都市問題とテクノロジー

UsUniNavでは、このCapstone Projectを単なる卒業課題ではなく、 Activities、Portfolio、Essay、Applicationへ接続するResearch Activity として活用することを重視します。


University Counseling

NewIsでは、少人数制を活かし、生徒一人ひとりの個性やポートフォリオをもとにした大学進学サポートが行われます。

NewIsの出願戦略は、画一的なIBスコアやAPスコアだけで勝負するものではありません。

生徒がSenior期に完成させた独立研究、プログラミング作品、ロボティクス、デザイン、バイリンガルでの発表力を、大学出願における強みとして伝えることが重要になります。

特に、米国大学や国内英語学位プログラムでは、Activities、Essays、Recommendation Letters、Portfolioをどのように構成するかが大きなポイントになります。


大学進学実績を見るときの注意点

NewIsは少人数校であり、毎年の卒業生数も大規模校と比べて多くありません。

そのため、大学進学実績を見る際には、合格者数の多さだけで判断するのではなく、 一人ひとりがどのようなテーマを持ち、どの大学に進学したか を見る必要があります。

Future STEM Leadersでは、単なるCollege Acceptancesだけでなく、実際にどの大学へ進学したか、つまりCollege Matriculationを重視します。

NewIsの場合、ランキング上位校への合格だけでなく、CS、環境科学、アート、工学、社会課題など、生徒の個別テーマと大学選びがどのように結びついているかが重要です。


NewIs進学実績として確認すべき大学

調査資料では、NewIsの卒業生は、国内外の大学へ進学しています。 今後、進学実績を分析する際には、以下のような大学を確認していく必要があります。

海外大学

  • University of California, Berkeley
  • University of Toronto
  • University of British Columbia
  • University of Edinburgh
  • Temple University
  • University of Minnesota
  • Oregon State University

日本国内大学・英語学位プログラム

  • 早稲田大学
  • 慶應義塾大学
  • 上智大学
  • 国際基督教大学
  • Temple University Japan
  • 立命館アジア太平洋大学

NewIs進学実績 調査表

以下は、NewIsの進学実績を整理・更新していくための調査表です。 少人数校であるため、合格者数だけでなく、実際の進学者数と専攻分野を確認することが重要です。

大学名合格者数進学者数STEM関連度確認ポイント
University of California, Berkeley要確認要確認CS / Data Science / Engineering専攻・進学年度を確認
University of Toronto要確認要確認Computer Science / AI / EngineeringCS・AI関連進学を確認
University of British Columbia要確認要確認Science / Engineering / CS専攻と学部を確認
University of Edinburgh要確認要確認Informatics / Science / Engineering専攻と進学年度を確認
早稲田大学要確認要確認Science / Engineering / International Programs学部・プログラムを確認
慶應義塾大学要確認要確認SFC / GIGA / Science-related Programsプログラムと進学者数を確認
上智大学要確認要確認FLA / Science-related Pathways専攻と進路を確認
ICU要確認要確認Science / Liberal Arts / Data-related Fields理系進路との接続を確認

NewIs生に必要な学校外の補強

NewIsは、探究、プロジェクト、バイリンガル、ポートフォリオに強い学校です。

ただし、世界トップ理系大学を目指す場合、自由度の高さを活かしつつ、次のような補強が重要になります。

  • SAT Math 780〜800への対策
  • Precalculus / Calculusの体系的学習
  • Python・Javaによる実装力強化
  • Data Analysis Project
  • AI・Machine Learning導入
  • Robotics Projectの成果物化
  • Capstone ProjectのResearch化
  • 英語と日本語での科学プレゼンテーション
  • 大学別Essay戦略
  • Portfolioとして見せられる個人開発

UsUniNav推奨ロードマップ

NewIs生が世界トップ理系大学を目指す場合、 UsUniNavでは次のようなポートフォリオ型STEMロードマップを基本に考えます。

Stage学習・活動の重点
Primary日英バイリンガル基礎、数的感覚、探究心、Scienceへの興味形成
MiddleAlgebra / Geometry、Integrated Science、Coding、Robotics、Project-Based Learning
Senior前半Precalculus / Calculus、Python / Java、Data Analysis、Research Themeの確定
Senior後半Capstone Project完成、Portfolio、Essay、SAT、大学別出願戦略

NewIsから世界トップ理系大学を目指す場合

NewIsからUC Berkeley、University of Toronto、Stanford、MIT、Carnegie Mellon、Georgia Tech、Imperial、Oxford、Cambridgeなどを目指す場合、最も重要なのは、NewIsの自由度を 尖ったSTEMポートフォリオ に変えることです。

特に、次のような戦略が重要になります。

  • 個別進度を活かして高度数学へ進む
  • Computer Scienceを単なる授業ではなく、作品制作に使う
  • Research / Capstone Projectを大学出願の中心に据える
  • 英語と日本語の両方で科学・技術を説明できる力を磨く
  • Portfolioとして見せられる成果物を作る
  • SATや数学・CSの外部評価を必要に応じて補強する
  • College AcceptancesだけでなくMatriculationまで確認する

NewIsに向いている生徒

  • 年齢や学年に縛られず、自分のペースで学びたい生徒
  • 一斉試験型の競争よりも、探究や制作に向いている生徒
  • 英語と日本語の両方で学び、発信したい生徒
  • Computer Science、アート、デザイン、科学を横断的に学びたい生徒
  • 独立研究やCapstone Projectに強い関心がある生徒
  • 少人数で個別に見てもらいたい家庭
  • ポートフォリオ型の大学出願に向いている生徒

NewIsで注意すべき点

  • AP校ではないため、AP型ロードマップではない
  • IB校ではないため、IB Math AA HLやIB Physics HLを校内で履修する学校ではない
  • A Level校でもないため、A Level MathematicsやFurther Mathematicsを直接履修する学校ではない
  • 一斉試験型のスコアメイクを重視する家庭には合わない可能性がある
  • 自由度が高い分、数学・CS・SATなどは学校外補強が必要になる場合がある
  • 少人数校であるため、進学実績は合格者数の多さではなく個別事例として見る必要がある
  • トップSTEM大学を目指す場合、ポートフォリオだけでなく、学力証明も別途設計する必要がある

結論:NewIsはポートフォリオ型STEMリーダーを育てるユニークな学校

ニューインターナショナルスクールは、世界トップ理系大学を目指す生徒にとって、非常にユニークな選択肢です。

その魅力は、APやIBの科目数ではなく、 マルチエイジ、日英バイリンガル、Project-Based Learning、個別進度、Senior Research Project、ポートフォリオ評価 にあります。

UsUniNavの視点では、NewIsの最大の価値は、 スコア競争に埋もれず、自分だけのSTEMテーマを深く掘り下げ、成果物として形にできる点 にあります。

NewIsという環境を最大限に活かすには、自由な探究をそのまま放置するのではなく、数学、Computer Science、Research、Portfolio、SAT、Essay、大学別出願戦略までを一体として設計することが不可欠です。

NewIsは、完成されたAP・IB進学校というより、 独自の研究・制作・バイリンガル発信を武器に、国内外の大学へ進むポートフォリオ型STEMスクール として考えると、その価値が明確になります。


今後確認・更新すべき情報

  • 最新のNewIs School Profile
  • 最新のProgram of Studies
  • CIS / NEASC認証情報
  • Senior Research Project / Capstone Projectの実例
  • Computer Science / Coding Projectの実施内容
  • Robotics・Design Projectの実績
  • 数学の個別進度・加速学習の具体例
  • Science Lab Report / Researchの実例
  • College Acceptances
  • College Matriculation
  • 卒業生の専攻分野
  • 大学進学カウンセリング体制

参考情報


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