Stanford・MIT・Harvard・Yale・Princetonのテスト方針比較

2026年現在、アメリカのトップ大学では、SAT・ACTを再び必須とする動きが進んでいます。ただし、Stanford、MIT、Harvard、Yale、Princetonの方針は完全に同じではありません。特に2027年秋入学を目指す学生は、大学ごとの違いを正確に理解しておく必要があります。

以下は、2026–2027年度の出願サイクル、つまり2027年秋入学を想定した比較です。

目次

5大学のSAT・ACT提出方針

大学2027年秋入学主な特徴
Stanford University提出必須SATまたはACTが必要。SATは各セクションの最高点を組み合わせて評価
MIT提出必須SATまたはACTが必要。出願時は自己申告でき、入学時に確認される
Harvard University原則提出必須受験困難な例外的事情がある場合は、AP・IB・A-Levelなどで代替可能
Yale University提出必須SATまたはACTが必要。AP・IBだけでは代替できない
Princeton UniversityTest Optional2027年秋入学までは任意。2028年秋入学から提出必須へ移行

Stanford University

Stanfordでは、First-Year ApplicantとTransfer Applicantの両方にSATまたはACTの提出を求めています。SATについては、複数回受験した場合、Reading and WritingとMathの最高点を組み合わせて評価します。ACTのScienceとWritingは任意です。

MIT

MITもSATまたはACTを必須としています。出願時に公式スコアを直接送る必要はなく、申請画面で自己申告し、入学する場合に確認を受けます。MITは数学力を非常に重視しますが、スコアだけで合否が決まるわけではなく、学校成績、履修科目、Activity、推薦状などと合わせて審査されます。

Harvard University

HarvardではSATまたはACTが原則必須です。ただし、試験会場を確保できない、経済的・地理的な理由で受験が困難であるなど、例外的な事情がある場合は、AP、IBの実スコアまたは予測スコア、A-Level、各国の卒業試験などで条件を満たせる場合があります。

単にAPやIBを履修しているという理由で、自由にSAT・ACTを省略できる制度ではありません。

Yale University

Yaleは2026年5月に方針を更新し、First-Year ApplicantとTransfer ApplicantにSATまたはACTを求める制度へ移行しました。以前のTest Flexible制度とは異なり、APやIBのスコアだけでSAT・ACTの代わりにすることはできません。

海外の高校から出願する学生にも、アメリカ国内の学生と同じテスト条件が適用されます。

Princeton University

Princetonは、2026–2027年度の出願サイクルではTest Optionalを継続します。2027年秋入学の出願者は、SAT・ACTを提出しなくても不利に扱われないと公式に説明されています。

ただし、2028年秋入学を目指す学生からSATまたはACTが再び必須になります。したがって、現在の学年によって必要性が異なる点に注意が必要です。

日本から出願する学生の戦略

この5大学を志望校に含めるなら、PrincetonがTest Optionalであっても、SAT・ACT対策を行うべきです。Stanford、MIT、Harvard、Yaleでは原則として提出が必要であり、出願直前になってから準備するのでは間に合わない可能性があります。

G10から基礎学習を始め、G11の春から秋までに目標スコアを取得するのが理想です。また、SAT・ACTは合格を保証するものではありません。高いGPA、難度の高い履修科目、Activity、エッセイ、推薦状と組み合わせて、総合的な出願力を高める必要があります。

まとめ

2027年秋入学では、Stanford、MIT、Harvard、YaleはSATまたはACTが原則必須、PrincetonのみTest Optionalです。しかしPrincetonも2028年秋入学から必須へ戻ります。

トップ大学全体として、標準テストを再評価する流れは明確です。「Test Optionalの大学もあるから受験しなくてよい」と考えず、志望校の選択肢を広く保つためにも、早期からSAT・ACTを準備することが重要です。

公式情報

※テスト方針は入学年度によって変更されます。本記事は2026年6月時点の各大学公式情報に基づいています。実際の出願時には、必ず最新の公式要項をご確認ください。

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